解体工事
木造、RC造、軽量鉄骨造、ALC造等あらゆる建物の解体工事を致します。
建築物等の解体工事を行うときは、あらかじめアスベストが使用されているかを設計図や現場調査により事前確認しなければなりません。
アスベストが使用されている場合、法令に基づき適切な除去作業を行わなければなりません。
解体工事を安心、安全に行うため、職長教育、安全衛生責任者、石綿作業主任者を現場代理人として配置します。
建築物等の解体工事を行うときは、あらかじめアスベストが使用されているかを設計図や現場調査により事前確認しなければなりません。
アスベストが使用されている場合、法令に基づき適切な除去作業を行わなければなりません。
解体工事を安心、安全に行うため、職長教育、安全衛生責任者、石綿作業主任者を現場代理人として配置します。
アスベストとは?
天然の鉱山の石の中に入っている繊維のこと。石綿とも言われます。長さは1mmから数センチ、太さは0.02ミクロン、髪の毛の5000分の1の細さで肉眼で見ることは出来ません。
また軽量のため扱いやすく建築資材を中心に工業製品など幅広い用途で重宝され、日本においても高度経済成長を支える天然資源として、かつては3000種類もの製品にアスベストが使われていました。しかし、アスベストは天然資源としてあらゆる製品に重宝されていましたが、作業中に目に見えないアスベスト粉じんが飛散して人が吸入してしまう恐れがありました。
そしてこの数ミクロンの粉じんを吸うと針状のアスベストは肺に突き刺さり、肺がんや中皮種、肺が繊維化してしまう肺繊維症(じん肺)という病気を引き起こしてしまうのです。
この肺繊維症(じん肺)はアスベスト粉塵を10年以上吸入した作業員に多く起こる傾向にあり、作業から潜伏期間15~20年で発病すると言われています。結果、アスベストが原因の死者数は日本で3000人、アメリカでは2万人とも言われ、その被害は今も広がっています。
レベル1 | レベル2 | レベル3 | |
建材 | 石綿含有吹付け材 | 石綿含有保温材、 耐火被覆材、断熱材 | その他の石綿含有建材 (成形板等) |
発じん性 | 著しく高い | 高い | 比較的低い |
必要な 対策 | 著しく発じん量が多い 作業で、作業場所の隔離や 高濃度の粉じん量に対応し た防じんマスク、保護衣を適 切に使用するなど、厳重なば く露防止対策が必要なレベル | 比重が小さく、発じんしや すい製品の除去作業であり、 レベル1に準じて高いばく 露防止対策が必要なレベル | 発じん性が比較的低い作業 で、破砕、切断等の作業にお いては発じんを伴うため、湿 式作業を原則とし、発じんレ ベルに応じた防じんマスクを 必要とするレベル |
アスベスト撤去工事の流れ
- 事前教育 機械・器具・保護具の点検
- 作業場所の隔離 仮囲いと看板等の表示
- 養生前の清掃(真空掃除機)
- 床の養生、壁面の養生、固定機器の養生
- セキュリティ区域の組立設置
(清掃区域・エアーシャワー区域・隔離区域) - ウォータージェット機の設置試運転
- 負圧・除塵装置の設置・稼動
- 保護服・呼吸用保護具の着用
- 粉塵飛散抑制剤の吹付け
- 吹付け石綿の除去
- 除去石綿の集積
- 真空掃除機による清掃(真空掃除機)
- 除去面に粉塵飛散防止処理の吹付け
- 粉塵飛散防止剤の養生シート面及び空中散布
- 養生シートの撤去
- 真空掃除機による清掃(真空掃除機)
- 負圧・除塵装置の撤去
- セキュリティー区域の撤去
- 工事完了検査
- 最終処分場にて埋立処分
- 処理済マニフェスト伝票E票の提出
- 完了報告書の提出
- 完了
粉塵飛散抑制剤の吹付け
吹付け石綿の除去